▶︎お米の特長

お米の栄養成分は、生命活動のエネルギー源となる炭水化物です。また、血液や筋肉など体をつくるために必要なたんぱく質も豊富に含まれています。そのほかにも、亜鉛や食物繊維など 40 種類以上の機能性成分が含まれており、さまざまな病気を予防する効能が期待されています。また、お米は粒食であり構造上も細胞壁がしっかりしているので、食べる際によく噛むことになります。そのため、ゆっくり消化され腹持ちがよいのも特徴です。

▶︎お米の栄養成分と分布

私たちが食べているお米は、 稲の種子である籾の中に入っています。 籾は、籾殻と玄米に分かれ、その籾から玄米を取り出し、果皮・種皮・胚芽・糊粉層・ 亜糊粉層一部を“糠”として取り除いて、白米（胚乳）にします。 日本の米の場合、玄米の構成は胚乳が約 90％、胚芽が 2 〜 3％、糠が 7 〜 8％です。

栄養面では、胚乳部のほとんどがでんぷん（炭水化物）で、一部たんぱく質を含んでいます。お米の栄養であるタンパク質、脂質、灰分、ビタミンやカルシウム、リン、鉄、カリウムといったミネラルは、糠部と胚芽部に集中しています。お米にはもともと豊富な栄養素が含まれていますが、その栄養成分のほとんどが、糠や胚芽部分にあるため、精米の段階で、その一部が失われてしまいます。

玄米には白米にはない栄養価の高さがあります。ビタミン・ミネラルが豊富で、食物繊維は白米の8倍。「玄米はかたくて苦手だけれど、栄養価の高さがいいな」という方には、分づき米がオススメです。五分づき米や七分づき米など精米度合いを調整でき、玄米の栄養を残しつつ白米の美味しさを引き出します。

 ▶︎「日本食品標準成分表」の成分値、炊飯したお茶碗1杯分（150ｇ）に含まれる栄養素の量

特別栽培米とは

農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従って、栽培管理されています。その地区の一般栽培米と比べ、化学合成農薬50％以上削減、化学肥料50％以上削減されていると証明されているお米だけが「特別栽培米」と表記することができます。当農園では化学合成農薬80％以上削減、化学肥料100％削減（化学肥料未使用）です。

▶︎検査米とは

農産物検査法第3 条に基づいて、生産者が生産したお米について品位検査を受けます。検査は検査官が目で見て鑑定し、一等級、二等級、三等級、規格外の4 ランクに選別します。一等級（一等米）になるには、厳しい基準をクリアする必要がありそれをクリアした一等米は、「最高品質である」と認められたお米なのです。また、この検査を受けていないと年産、銘柄、産地などは表示できないと法律で定められています。

▶︎西田農園の特別栽培米節減対象農薬の使用状況

花壇花

宿根草や1・2年草を育てております。

リース

美術大学を卒業したスタッフが、季節ごとにドライフラワー等を用いて制作しております。